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第33回 ISO/TC157国際会議の結果概要を掲載しました

2016年11月10日

1.国際会議出席の目的

  1. 日本が新規提案したNP19969(薄型コンドームの前処理試験法)の国際標準化
  2. 他国の提案内容を注視し、日本のコンドーム業界への影響を予測して対応を図る。

2.日本がISOに新規提案した背景と目的

 海外市場を含め、超薄型コンドームの需要が拡大しており、爆買いの対象ともなっている。しかし、「超薄型」は、既存のISO 4074に規定された試験法では試験中に製品に傷を付けたり、余分な変形を加えたりすることによって、コンドームの品質を正しく評価できないことが分かっていた。コンドームを海外市場で販売するためには各国検査機関で認証を受けることが必要あるが、輸出先国の検査機関による受入検査で、不合格の結果が出され受入れを拒否される事例も出てきた。そこで日本メーカーの独壇場である「超薄型」の市場拡大を加速させるために、「薄型コンドームの前処理試験法」をISO規格として制定することを目的として規格開発活動を行っている。

 

3.国際会議の期間

   2016年9月26日(月)~29日(木)の4日間開催

4.会場

 オランダ(ハーレム市)

5.国別出席者

 次の表に示すように、19か国から約100名の委員が参加しており、単一製品にもかかわらず、例年多くの国及び委員が参加している。アフリカ諸国からの参加が多いのもTC157の特徴である。

国別の参加者数を次の表にまとめた。

参加者 参加者 参加者
マレーシア 13 韓国 6 スペイン 1
インド 13 ドイツ 5 モーリシャス 1
日本(注) 11 ウガンダ 4 スイス 1
英国 7 オーストラリア 2 ジンバブエ 1
米国 7 中国 2    
タイ 7 フランス 1 合計 97

  (注)日本参加者内訳 経済産業省:1名、国際標準化加速事業(国の支援):5名、メーカーからの派遣者:5名

 

6.日本提案の規格案成り行き

日本のプロジェクトリーダーによるプレゼンテーション
日本のプロジェクトリーダーによるプレゼンテーション

 昨年の国際会議で、国内4社による試験結果をベースに、コンドームの前処理試験法で規定すべき評価項目について議論したが、日本が提出したデータでは不適切な前処理試験法によって試験結果にばらつきが生じるとまでは言えないとの意見が強く、規格開発を次のステージに進めることができなかった。そこで、今年度は、海外の試験機関にも参加を呼び掛けてラウンドロビンテストを実施した結果、6か国13試験機関から試験結果が得られた。 今年の国際会議において、この試験結果に基づき日本の規格案の妥当性を説明したが、試験機関間で試験結果に大きなバラツキがあることについは合意が得られたものの、試験結果に対する評価については合意に至らなかった。今年の国際会議では、試験結果に対して更に検討を加え規格原案を見直すことが決まった。この規格原案が複数のワーキンググループにまたがる内容であり、又各国の中にはISO規格化に消極的な意見もあることから、関連する複数のワーキンググループのコンビーナ(議長)との連携を強化するとともに、各国の意見も取り入れて規格原案の修正を行って、来年度に日本提案規格のISO規格化に目途をつけたい。    

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